About a boy

2004年10月4日 映画
Hugh grant、職人だなぁ…と違う映画を観るたびに思う。
日本で言う所の…と、考えてみたけれども、
誰だろう?

主人公は、
親が一発当てたクリスマスソングの印税で生活する無職中年男と、
自殺願望を持つ母親を救おうとする、
学校では変人扱いをされている少年。
きわどい喜劇と悲劇、のような、その中間、のような。
そんな印象。
痛々しい笑いとか、気まずさの漂うシーンでは
Hugh Grantの演技がそれをリアルに訴えてきて、
居たたまれなくなってホラーでもないのに目を覆い隠したこと数回。

職歴経験がなくて好きなことだけをして生活していることから、「空っぽ」とか「深みのなさ」
なんかを際立たせていたと思うのだけど、
ふと、
仕事してても、色々考えてるようでも、
「空っぽ」って、あるなぁと思った。

ふと、
自分がそうなることを恐れた。

なんだこの自己卑下。

でも、ちょっと難しい片思いしてるときや、
仕事が上手くいってない時って、
そう思うこと、あるよね?
対人関係に苦労しちゃってると、
ろくな話もできなくて、
話しながら私何言ってんだーって悪循環にはまってしまって。

そんな「空っぽ」感をもちろん救ってくれるような映画ではないけれども、
淡々と、地に足着いてる感じの安定感と
シニカルなユーモアがとても好きでした。

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