こう、思うわけです。
2004年11月4日高校生に英語を教えていて、
「話すのは好きなんだけど・・・」
と言う子が多いことに最近気がつく。
文法中心の英語から、
コミュニケーションにより重きを置いた英語教育の移り変わりと、その「成果」を垣間見ているような気がする。
でも、どうしても解せない。
確かに、確かに高校英語の参考書の中には
実際に現場では頻繁に使われないけれども強調され、
嫌なときに試される表現が沢山ある。
例えば鯨の構文。
A whale is no more a fish than a horse is.
「馬が魚ではないのと同様に鯨も魚ではない」
このno more A than Bの形は、一体何のために
これほどまでに受験生を苦しめるのか、
私には良く分からないし、
これに合わせて美人姉妹の構文なんてのもあって、
She is no less beautiful than her sister is.
「彼女は彼女のお姉さんに劣らず美しい」
一体何がmoreで何がlessなのか、
って言うかそもそも私とこの例文の間にある異常な距離は何だ?っていう、馴染めない感。
たぶん日本語の訳し方、変えたらいいんじゃないかな・・
とか思うんだけど。
要は「馬も鯨も魚じゃない」とか、「お姉さんも美人だけど妹さんも美人だよね〜」みたいに。
もちろんこんなことを公言することもできずに私は毎日
ありとあらゆる受験英語と向き合っているわけですが、
「話すのは好きなんだけど・・・」、
これは全く問題ないとして、だって楽しいじゃん?話すのって。
時に「話すのは問題ないんだけど・・・」とか、
「小説くらいは読めるようになりたい」と言いながら
読み書き英語の基礎がない子に本気で度肝を抜かされる。
一瞬目が飛び出てしまうんじゃないかってくらいびびる。
もちろん大体そういう子っていうのは
ただの見栄っ張りかちょっと話通じない変な子なんだけど、
それにしても。
英語に触れて学んでいくプロセスの違いでしょうか。
より実用的な英語教育が求められて、
「受験英語=文法英語=非実用的=意味ない」
みたいな扱いを受けたせいか、
ハナから文法への努力を欠く生徒が
スピーキングは別物だと思ってあんなことを言ってのける。
でもそんなもんなんでしょうか。
たとえば出会いの挨拶を
How are you?から、What’s up?に変えてみると、
軽さが出ていいんじゃない?って雰囲気。
すごく驚いたときにReally?の連発をやめて、
No way! You gotta be kidding!なんて言ってみたら人はオオ!って思う…人もいるかもね。
でも、文法を学ぶことの意義は、
1日ネイティブと過ごしてれば
誰だって覚えちゃうようなお手軽さとは全く違う。
canとcould、現在形と過去形だけの違いじゃない。
もしDo you think you can come to help me right now?
と聞かれて、
I can.とI could.と答える、その違い。
I remember seeing you that night.と
I remember to see you tonight.の違い。
上手く言えないけど、
日本での基礎がないままに1年アメリカに留学をして帰ってきた友達の英語を見たときに、
私は心から日本で英語をマジメにやっていてよかったと思った。
コミュニケーションのコツなんてすぐにつかめるようになる。
大事で、そして難しいのは、英語の渦にいる時に、
どれだけ「気付ける」か。そのアンテナの感度の良さは、
日本での下積みの量に比例されてる。
何もない人にアンテナはたたない。
受験英語を称えてるわけでは全くないんだけど、
手と目を使って学ぶことを避けるための常套文句として
「文法ダメだけど話すのはオッケー」などと言っていては、
もうそこで伸びることを放棄したようなものだと、
私は感じる。
「話すのは好きなんだけど・・・」
と言う子が多いことに最近気がつく。
文法中心の英語から、
コミュニケーションにより重きを置いた英語教育の移り変わりと、その「成果」を垣間見ているような気がする。
でも、どうしても解せない。
確かに、確かに高校英語の参考書の中には
実際に現場では頻繁に使われないけれども強調され、
嫌なときに試される表現が沢山ある。
例えば鯨の構文。
A whale is no more a fish than a horse is.
「馬が魚ではないのと同様に鯨も魚ではない」
このno more A than Bの形は、一体何のために
これほどまでに受験生を苦しめるのか、
私には良く分からないし、
これに合わせて美人姉妹の構文なんてのもあって、
She is no less beautiful than her sister is.
「彼女は彼女のお姉さんに劣らず美しい」
一体何がmoreで何がlessなのか、
って言うかそもそも私とこの例文の間にある異常な距離は何だ?っていう、馴染めない感。
たぶん日本語の訳し方、変えたらいいんじゃないかな・・
とか思うんだけど。
要は「馬も鯨も魚じゃない」とか、「お姉さんも美人だけど妹さんも美人だよね〜」みたいに。
もちろんこんなことを公言することもできずに私は毎日
ありとあらゆる受験英語と向き合っているわけですが、
「話すのは好きなんだけど・・・」、
これは全く問題ないとして、だって楽しいじゃん?話すのって。
時に「話すのは問題ないんだけど・・・」とか、
「小説くらいは読めるようになりたい」と言いながら
読み書き英語の基礎がない子に本気で度肝を抜かされる。
一瞬目が飛び出てしまうんじゃないかってくらいびびる。
もちろん大体そういう子っていうのは
ただの見栄っ張りかちょっと話通じない変な子なんだけど、
それにしても。
英語に触れて学んでいくプロセスの違いでしょうか。
より実用的な英語教育が求められて、
「受験英語=文法英語=非実用的=意味ない」
みたいな扱いを受けたせいか、
ハナから文法への努力を欠く生徒が
スピーキングは別物だと思ってあんなことを言ってのける。
でもそんなもんなんでしょうか。
たとえば出会いの挨拶を
How are you?から、What’s up?に変えてみると、
軽さが出ていいんじゃない?って雰囲気。
すごく驚いたときにReally?の連発をやめて、
No way! You gotta be kidding!なんて言ってみたら人はオオ!って思う…人もいるかもね。
でも、文法を学ぶことの意義は、
1日ネイティブと過ごしてれば
誰だって覚えちゃうようなお手軽さとは全く違う。
canとcould、現在形と過去形だけの違いじゃない。
もしDo you think you can come to help me right now?
と聞かれて、
I can.とI could.と答える、その違い。
I remember seeing you that night.と
I remember to see you tonight.の違い。
上手く言えないけど、
日本での基礎がないままに1年アメリカに留学をして帰ってきた友達の英語を見たときに、
私は心から日本で英語をマジメにやっていてよかったと思った。
コミュニケーションのコツなんてすぐにつかめるようになる。
大事で、そして難しいのは、英語の渦にいる時に、
どれだけ「気付ける」か。そのアンテナの感度の良さは、
日本での下積みの量に比例されてる。
何もない人にアンテナはたたない。
受験英語を称えてるわけでは全くないんだけど、
手と目を使って学ぶことを避けるための常套文句として
「文法ダメだけど話すのはオッケー」などと言っていては、
もうそこで伸びることを放棄したようなものだと、
私は感じる。
so blue
2004年11月2日I don’t know why and I wish I could know why I am feeling so blue. There seems to be nothing I can do for it for the time being. I’ve tried anyhow to feel okay and to throw this mood away but nothing was helpful.
Rainy days and Mondays always get me down..? Could be.
Hope I am feeling better tomorrow. Right now I don’t feel like doing my work though I’d better do. I will wait for tomorrow morning to come.
All the same, I think I know what is making me down. I know. I am just afraid to face it.
I will wait for tomorrow morning to come, then I will be fine until the next time it’s come up again.
Rainy days and Mondays always get me down..? Could be.
Hope I am feeling better tomorrow. Right now I don’t feel like doing my work though I’d better do. I will wait for tomorrow morning to come.
All the same, I think I know what is making me down. I know. I am just afraid to face it.
I will wait for tomorrow morning to come, then I will be fine until the next time it’s come up again.
千葉最南端迄!
2004年10月31日幼なじみ女の子4人で週末一泊旅行に行ってきました。
今回は千葉の房総半島の最南端にある温泉宿。
その名も紋屋。
小さくて特に華やかさもない外観とは打って変わって、
旅館内には至る所に
とても素敵なお花のアレンジや自然空間を作っていて、
センスの良さを感じる宿でした。
部屋の窓からは大海が一望できたし、
お料理も海の幸がとても美味で、
夕食朝食ともに大満足。
温泉は3つ。
コーヒーや紫蘇茶のセルフサービスもちょっと嬉しい。
今回は私達は体験しなかったけれど、
アロマテラピーを使ったマッサージなんかもウリにしているようで、
別の季節にまた訪れたいね、と4人で話したほど。
特別な観光地でない分、旅館内でのサービスにとても力を入れているようで、それが宿泊客としては嬉しかった。
旅館からちょっと歩いた所にあるまさに最南端に位置する展望台が、
唯一散策できる場所でしょうか。
興味のある方は是非。http://www.monya.co.jp/
4人でまた、なんて言ったけれども、
今回の旅行は来年に結婚するひとりのお祝いと、
最後、とは言わないけれど、これからはそう簡単に
4人集まって旅行することも難しくなるだろうと思って
私が企画(呼び名は隊長でした)したもの。
4人としてはほぼ20年来の付き合い。
うち2人は生まれた時から。
集まるといつの間にか昔の話になってしまうんだけれども、
その過程でそれぞれがそれぞれの道を歩き始めて、
それでも集まれば昔と変わらない関係でいられることを
とても嬉しく思う。
Wish you all your best, my dear friends. You are so special for me. We will stay together in our hearts even when one of us has to move far way in the future, and can’t get together as often as we used to. We will keep in touch wherever we go, wherever we are, right? Girls!
今回は千葉の房総半島の最南端にある温泉宿。
その名も紋屋。
小さくて特に華やかさもない外観とは打って変わって、
旅館内には至る所に
とても素敵なお花のアレンジや自然空間を作っていて、
センスの良さを感じる宿でした。
部屋の窓からは大海が一望できたし、
お料理も海の幸がとても美味で、
夕食朝食ともに大満足。
温泉は3つ。
コーヒーや紫蘇茶のセルフサービスもちょっと嬉しい。
今回は私達は体験しなかったけれど、
アロマテラピーを使ったマッサージなんかもウリにしているようで、
別の季節にまた訪れたいね、と4人で話したほど。
特別な観光地でない分、旅館内でのサービスにとても力を入れているようで、それが宿泊客としては嬉しかった。
旅館からちょっと歩いた所にあるまさに最南端に位置する展望台が、
唯一散策できる場所でしょうか。
興味のある方は是非。http://www.monya.co.jp/
4人でまた、なんて言ったけれども、
今回の旅行は来年に結婚するひとりのお祝いと、
最後、とは言わないけれど、これからはそう簡単に
4人集まって旅行することも難しくなるだろうと思って
私が企画(呼び名は隊長でした)したもの。
4人としてはほぼ20年来の付き合い。
うち2人は生まれた時から。
集まるといつの間にか昔の話になってしまうんだけれども、
その過程でそれぞれがそれぞれの道を歩き始めて、
それでも集まれば昔と変わらない関係でいられることを
とても嬉しく思う。
Wish you all your best, my dear friends. You are so special for me. We will stay together in our hearts even when one of us has to move far way in the future, and can’t get together as often as we used to. We will keep in touch wherever we go, wherever we are, right? Girls!
恋するための3つのルール
2004年10月28日 映画
数日前に深夜放送でやっていたものを録画して観ました。
これは面白い。
と言うより、笑うより他ないっていうシーンが多くて、
参ってしまった。
やっぱりいいのはHughとJames Caanの掛け合い。
Miseryでの非常な拷問に苦しむ小説家役とは打って変わって、
この作品でのJamesは愛すべきちょっとダメパパ。
初めはその肩書きにびくついていたMichel(Hugh)の彼に対する態度が、怒りと共に次第に変化していくのも可笑しい。
この作品の魅力のひとつは、
登場人物のほぼ全員が愛すべきキャラクターであることじゃないかな。言い換えれば、本当の悪がいない。
それがいいか悪いかは別にして、
だからこんなにハッピーに仕上がってるんだと思う。
人生思うようにはいかないけど何でも来い!的な
開き直り人生が楽しく描かれていて、
とても好きな映画になりました。
それにしても、他の方のレビューでも見かけたけれど、
恋するための3つのルールって一体何だったんだろう?
嘘をつかない?
恋人のために死ぬ覚悟をしておく?
そして本当に愛する?
わからないなぁ。誰か真実を知っていたら教えて頂きたい。
ふと、私にとって3つのルールがあるとしたらそれは何だろうと考えてみたけれど、
私にはまだそんなものは定められていないなぁと気付きました。
これは面白い。
と言うより、笑うより他ないっていうシーンが多くて、
参ってしまった。
やっぱりいいのはHughとJames Caanの掛け合い。
Miseryでの非常な拷問に苦しむ小説家役とは打って変わって、
この作品でのJamesは愛すべきちょっとダメパパ。
初めはその肩書きにびくついていたMichel(Hugh)の彼に対する態度が、怒りと共に次第に変化していくのも可笑しい。
この作品の魅力のひとつは、
登場人物のほぼ全員が愛すべきキャラクターであることじゃないかな。言い換えれば、本当の悪がいない。
それがいいか悪いかは別にして、
だからこんなにハッピーに仕上がってるんだと思う。
人生思うようにはいかないけど何でも来い!的な
開き直り人生が楽しく描かれていて、
とても好きな映画になりました。
それにしても、他の方のレビューでも見かけたけれど、
恋するための3つのルールって一体何だったんだろう?
嘘をつかない?
恋人のために死ぬ覚悟をしておく?
そして本当に愛する?
わからないなぁ。誰か真実を知っていたら教えて頂きたい。
ふと、私にとって3つのルールがあるとしたらそれは何だろうと考えてみたけれど、
私にはまだそんなものは定められていないなぁと気付きました。
grapefruits
2004年10月27日 音楽
3年くらい?前になにかの歌番組で「風」を聴いたときに、
「あぁいい曲だなぁ」と思って、
興味を持って買った一枚。
とてもいいよね〜。
声がいい。どちらも。って、ふたりとも。
「風」と「願いの詩」は日本の歴史に残る名曲になってもいいんじゃないかと思う。
アメリカに行くときに、
日本の音楽が恋しくなるかなーとは思ったけど、
ちょっと強がって「必要なーい!!」と思って一度拒否して、
「でもやっぱり何枚かは・・・」
そんな心境で持っていったうちの一枚でもあって、
実際、良く聴いてた。
日本での思い出なんかが曲とシンクロして、
色んなものをやり残しにしてアメリカに来ちゃったけど、
私の影って私の思ってる人の心に残ってるのかな、なんて
ふと思ったりしてた。
やり残していたものは、時間がキレイに流してくれた。
執着していたかったものまでもを、
キレイに流してくれて、
もう戻る術もなくなっていた。
プラマイゼロの結果。いいんだ。
「あぁいい曲だなぁ」と思って、
興味を持って買った一枚。
とてもいいよね〜。
声がいい。どちらも。って、ふたりとも。
「風」と「願いの詩」は日本の歴史に残る名曲になってもいいんじゃないかと思う。
アメリカに行くときに、
日本の音楽が恋しくなるかなーとは思ったけど、
ちょっと強がって「必要なーい!!」と思って一度拒否して、
「でもやっぱり何枚かは・・・」
そんな心境で持っていったうちの一枚でもあって、
実際、良く聴いてた。
日本での思い出なんかが曲とシンクロして、
色んなものをやり残しにしてアメリカに来ちゃったけど、
私の影って私の思ってる人の心に残ってるのかな、なんて
ふと思ったりしてた。
やり残していたものは、時間がキレイに流してくれた。
執着していたかったものまでもを、
キレイに流してくれて、
もう戻る術もなくなっていた。
プラマイゼロの結果。いいんだ。
the singer with soul
2004年10月24日 音楽
玉置浩二さんの声が好き。
もう、ずっと好きです。
中学2年の時には
もう彼の声の素晴らしさに気付いていたなかなか渋い私。
そもそも彼の声との出会いは
多分シングル曲「コール」だったかなぁ?
泣いてしまいそうな彼の声の切なさと、パワーが
思春期の琴線に触れたんだと思う。
安全地帯のブームがいつだったのかも知らない世代で、
その時まわりで彼の曲知ってるよ、と言ったのは、
男の子がひとり、いたかな。
どの曲も好き、とは言わないし、
一時期ほど浸って聴くこともなくなったけれど、
確実にローテーションの中に入っている彼の音楽。
彼の声を聴くと、
モノトーンな電子音楽に麻痺した耳が正常に戻る。
声が生きてるなぁと思う。
そしてそんな風に歌える歌手は、あまり多くないように思う。
歌うために生まれてきた人、
私はそう言い切ってしまう。
BOBさん、登録ありがとうございます。
もう、ずっと好きです。
中学2年の時には
もう彼の声の素晴らしさに気付いていたなかなか渋い私。
そもそも彼の声との出会いは
多分シングル曲「コール」だったかなぁ?
泣いてしまいそうな彼の声の切なさと、パワーが
思春期の琴線に触れたんだと思う。
安全地帯のブームがいつだったのかも知らない世代で、
その時まわりで彼の曲知ってるよ、と言ったのは、
男の子がひとり、いたかな。
どの曲も好き、とは言わないし、
一時期ほど浸って聴くこともなくなったけれど、
確実にローテーションの中に入っている彼の音楽。
彼の声を聴くと、
モノトーンな電子音楽に麻痺した耳が正常に戻る。
声が生きてるなぁと思う。
そしてそんな風に歌える歌手は、あまり多くないように思う。
歌うために生まれてきた人、
私はそう言い切ってしまう。
BOBさん、登録ありがとうございます。
sister act
2004年10月23日 映画
とにかくハッピーな気分になれる映画が観たくて選んだのがこれ。
最後に観たのが思い出せないくらい前で、
内容も1と2ごっちゃになっていたけど、
改めて観てみるとやっぱりいい☆ハッピーです。
ウーピーの役所がちょっと色気を漂わせる不倫相手で始まって、
隠れ家として押し込められた修道院では
その枠に納まることができずに粗野な面が出るものの、
ゴスペルを始めたらとても懐の深い笑顔を浮かべる
素敵な女性を演じています。
もちろんこの映画の見せ場はゴスペルシーンなんだけど、
本当に楽しい気分にさせてくれるし、
今回はなぜか涙すらこぼれてきちゃうほど良くて、
いいタイミングでこの映画にまた出会えて嬉しい。
最後に観たのが思い出せないくらい前で、
内容も1と2ごっちゃになっていたけど、
改めて観てみるとやっぱりいい☆ハッピーです。
ウーピーの役所がちょっと色気を漂わせる不倫相手で始まって、
隠れ家として押し込められた修道院では
その枠に納まることができずに粗野な面が出るものの、
ゴスペルを始めたらとても懐の深い笑顔を浮かべる
素敵な女性を演じています。
もちろんこの映画の見せ場はゴスペルシーンなんだけど、
本当に楽しい気分にさせてくれるし、
今回はなぜか涙すらこぼれてきちゃうほど良くて、
いいタイミングでこの映画にまた出会えて嬉しい。
くそー!!!
2004年10月21日あの突風のひと吹きで買ったばかりのウォークマンのコードがぶち切れたー!!!
その前に傘が飛んでったことなんてもういいよー。
ついてない・・・。
先週買ったばかりのパンツも昨日見たらセールで半額だったし、
何でお店の人言ってくれないんだろう
「もうちょっと待ったら安くなりますよ!」って・・・
当たり前だよね。あちとら商売だもん・・。
もうやめだやめだー!!!この勢いできれいなあの人も
心から一掃。
その前に傘が飛んでったことなんてもういいよー。
ついてない・・・。
先週買ったばかりのパンツも昨日見たらセールで半額だったし、
何でお店の人言ってくれないんだろう
「もうちょっと待ったら安くなりますよ!」って・・・
当たり前だよね。あちとら商売だもん・・。
もうやめだやめだー!!!この勢いできれいなあの人も
心から一掃。
ばいばい・・・。
2004年10月19日ずっと使ってたシャーペンが12年目にしてついに壊れた。
ショック。
毎年使用年数を数えてたわけじゃないけど、
ここ数年の中で、ふと、このシャーペン、長いなぁ、って
気付いてからは愛着が湧いて
あの細さも軽さもかなり右手にフィットしてたのになぁ…。
まだまだティーンの頃に部活の後輩2人が
「これ3人でお揃いなんです」
って言って教室まで持ってきてくれて、
メーカーがKANGOLってあたり時代を感じるけど、
もうそんなロゴも、もともとパープルと白の縞模様だった柄も、
完全に消えてしまって今じゃただの銀色。
今じゃって、もう使えないんじゃん・・・(涙)
あの子達は今頃どうしてるんだろう、
なんてふと思い出したりもする。
思ってたよりも喪失感は大きいけど、
これがモノでよかったなぁ、とふと思う。
ショック。
毎年使用年数を数えてたわけじゃないけど、
ここ数年の中で、ふと、このシャーペン、長いなぁ、って
気付いてからは愛着が湧いて
あの細さも軽さもかなり右手にフィットしてたのになぁ…。
まだまだティーンの頃に部活の後輩2人が
「これ3人でお揃いなんです」
って言って教室まで持ってきてくれて、
メーカーがKANGOLってあたり時代を感じるけど、
もうそんなロゴも、もともとパープルと白の縞模様だった柄も、
完全に消えてしまって今じゃただの銀色。
今じゃって、もう使えないんじゃん・・・(涙)
あの子達は今頃どうしてるんだろう、
なんてふと思い出したりもする。
思ってたよりも喪失感は大きいけど、
これがモノでよかったなぁ、とふと思う。
アメリカにいる時に興奮したことのひとつ:
歌手のオーディション番組American Idol.
毎週誰が去って誰が残るのか、手に汗握って
テレビに釘付けだった。
日本でも一時期アイドル選抜番組が流行ったけど
そのアイドルじゃない。
スター性と歌唱力。そしてパフォーマンス力。
ずばり最後の頂点に立ったのが彼Ruben.
Clayの人気もすごかったけど、
私はずっとRuben派で、彼の歌もさることながら、
ビックな体も、かわいい笑顔もたまらなく好きでした。
American Idol Concertにも行って、
私の中でRubenはまさにAmerican Idol.
でも、昨年のクリスマスプレゼントとしてもらったこのCDは、
もらった当時はあまり好きではなくて、
何というか、ちょっとした退屈感を覚えてしまって。
でも今時間が経って聴き直してみると意外と心地良い。
やっぱりRubenの歌唱力は安定してる。
ファンキーで軽めな曲よりも、
太めの曲の方が彼の声に合ってるけれど、
全部そんなんだとアルバムとして単調になっちゃうしね。
これからも彼が着実に歌手としていい歌を
歌い続けていってくれたらいいなぁと思う。
歌手のオーディション番組American Idol.
毎週誰が去って誰が残るのか、手に汗握って
テレビに釘付けだった。
日本でも一時期アイドル選抜番組が流行ったけど
そのアイドルじゃない。
スター性と歌唱力。そしてパフォーマンス力。
ずばり最後の頂点に立ったのが彼Ruben.
Clayの人気もすごかったけど、
私はずっとRuben派で、彼の歌もさることながら、
ビックな体も、かわいい笑顔もたまらなく好きでした。
American Idol Concertにも行って、
私の中でRubenはまさにAmerican Idol.
でも、昨年のクリスマスプレゼントとしてもらったこのCDは、
もらった当時はあまり好きではなくて、
何というか、ちょっとした退屈感を覚えてしまって。
でも今時間が経って聴き直してみると意外と心地良い。
やっぱりRubenの歌唱力は安定してる。
ファンキーで軽めな曲よりも、
太めの曲の方が彼の声に合ってるけれど、
全部そんなんだとアルバムとして単調になっちゃうしね。
これからも彼が着実に歌手としていい歌を
歌い続けていってくれたらいいなぁと思う。
ちょっと気になって借りて観てみた「猟奇的な彼女」。
お人好しで少し女々しい男の子と、
乱暴で気の強い女の子の恋の物語。
結論から言うと私はあまりストーリーに入り込むことはできなくて、
と言うのも、決してつまらないからではなくて、
文化の違いがあまりに興味深すぎて、
そっちの方が気になったから。
昼間っから定食屋さんでご飯を食べながらお酒を飲む大学生。
主人公キョムのプロフィール的なナレーションから、どうも韓国の大学生は日本の大学生と同様にそれほど勤勉ではないのが風潮であるということも感じた。
映画の中で嘔吐シーンを惜し気もなくと言うか躊躇いもなく見せてしまうのにはしんどい衝撃を受けたし、
年功序列によるため口と敬語の使い分け、
電車の中で年配者に席を譲る当然のルールとか、
若者が目上の人の前でお酒を飲むときに正面を向かずに横を向いて飲むこととか、
それから欧米のようにハグで挨拶をするということも。
あまりの自分の無知をシーンが変わる毎に実感。
ストーリーにのめり込めたらベストだったけど、
私はこんな視点から興味を惹かれました。
あ、もうひとつ興味深かったのは、
「彼女」の名前が最後まで名乗られなかったこと。
「彼女」は「彼女」なのね。
お人好しで少し女々しい男の子と、
乱暴で気の強い女の子の恋の物語。
結論から言うと私はあまりストーリーに入り込むことはできなくて、
と言うのも、決してつまらないからではなくて、
文化の違いがあまりに興味深すぎて、
そっちの方が気になったから。
昼間っから定食屋さんでご飯を食べながらお酒を飲む大学生。
主人公キョムのプロフィール的なナレーションから、どうも韓国の大学生は日本の大学生と同様にそれほど勤勉ではないのが風潮であるということも感じた。
映画の中で嘔吐シーンを惜し気もなくと言うか躊躇いもなく見せてしまうのにはしんどい衝撃を受けたし、
年功序列によるため口と敬語の使い分け、
電車の中で年配者に席を譲る当然のルールとか、
若者が目上の人の前でお酒を飲むときに正面を向かずに横を向いて飲むこととか、
それから欧米のようにハグで挨拶をするということも。
あまりの自分の無知をシーンが変わる毎に実感。
ストーリーにのめり込めたらベストだったけど、
私はこんな視点から興味を惹かれました。
あ、もうひとつ興味深かったのは、
「彼女」の名前が最後まで名乗られなかったこと。
「彼女」は「彼女」なのね。
That guy...
2004年10月12日SO STINKS!!!!! Does whatever I hate. I HATE YOU!!!!
Just don’t be a "victim". That’s what I have to keep in mind. I won’t become a victim that is suffered by that stinking guy.
I am on my own. Don’t get distracted.
Just don’t be a "victim". That’s what I have to keep in mind. I won’t become a victim that is suffered by that stinking guy.
I am on my own. Don’t get distracted.
your eyes
2004年10月11日落ち着きと、戸惑いと、温かみと。
慰めではなく、
冷静に見据えて、たっぷりと何かを考え、
そして
豊かに語る。ほんの数秒。
ふと、我に返ったようなばつの悪さで
再び他人へと戻る。
あなたの瞳は、私を不安にさせる。
慰めではなく、
冷静に見据えて、たっぷりと何かを考え、
そして
豊かに語る。ほんの数秒。
ふと、我に返ったようなばつの悪さで
再び他人へと戻る。
あなたの瞳は、私を不安にさせる。
捨てる神あれば拾う神あり・・・
2004年10月10日思いっきりどん底に叩き落されても
また頑張れるようになる時が来るって、
結局どっかで救われてるからなんだと思う。
その救いが求めていた人からじゃないとしても。
あぁ、だからそんな時に拾われるんだな。
思ってもないときに思ってもない人から。
言葉の真意はこの際重要じゃなくて。
その時に心が励まされて、慰められて、
また新たな活力源になれば、いいんだ。
私、また頑張ろ。
腹を、決めたよ。
また頑張れるようになる時が来るって、
結局どっかで救われてるからなんだと思う。
その救いが求めていた人からじゃないとしても。
あぁ、だからそんな時に拾われるんだな。
思ってもないときに思ってもない人から。
言葉の真意はこの際重要じゃなくて。
その時に心が励まされて、慰められて、
また新たな活力源になれば、いいんだ。
私、また頑張ろ。
腹を、決めたよ。
It’s mom’s birthday
2004年10月9日私の誕生日の時みたいにまたハードロックに行きたかったけど、
台風接近による警戒態勢で今日は家にこもりっきりになる予定。
昨日のうちにプレゼントを買っといてよかった。
上野駅構内にあるアオヤマフラワーマーケットで
「栗」のブーケ。
「花」ではないんだけど、栗だけじゃなくてちっちゃいリンゴとかススキなんかで作られた秋感がかわいくて。
昨日はそうじゃなくても買い物デーだった。
5年もののウォークマンがついに死んでしまったので、
新しいのを秋葉のサトームセンでさくっと。
ネジが一個なくなって耳にかける部分が取れてしまっためがね、
また視力測り直して新しいの買うかぁ、と決意した矢先に
めがねケースを振るとどうも音がする・・。
躊躇なくケースを分解したらネジ現れた!
そんなわけでメガネではなくてそのケースを
スヌーピーのお店で購入。かわいい。メガネ拭きもついでに。
買い物ではないけれど、
ツタヤで映画レンタル。BABE.
思ったほど・・・かなぁ。
そもそも私はあのこぶたに一体何を期待していたんだ?!
でも映画って観る時のコンディションで印象違うから
あと一回は観てみよう♪
台風接近による警戒態勢で今日は家にこもりっきりになる予定。
昨日のうちにプレゼントを買っといてよかった。
上野駅構内にあるアオヤマフラワーマーケットで
「栗」のブーケ。
「花」ではないんだけど、栗だけじゃなくてちっちゃいリンゴとかススキなんかで作られた秋感がかわいくて。
昨日はそうじゃなくても買い物デーだった。
5年もののウォークマンがついに死んでしまったので、
新しいのを秋葉のサトームセンでさくっと。
ネジが一個なくなって耳にかける部分が取れてしまっためがね、
また視力測り直して新しいの買うかぁ、と決意した矢先に
めがねケースを振るとどうも音がする・・。
躊躇なくケースを分解したらネジ現れた!
そんなわけでメガネではなくてそのケースを
スヌーピーのお店で購入。かわいい。メガネ拭きもついでに。
買い物ではないけれど、
ツタヤで映画レンタル。BABE.
思ったほど・・・かなぁ。
そもそも私はあのこぶたに一体何を期待していたんだ?!
でも映画って観る時のコンディションで印象違うから
あと一回は観てみよう♪
いい子
2004年10月8日今日電車の中でとてもいいなぁと思う人を見た。
時間は夜の11時を過ぎた常磐線快速電車の中、
疲れモードの車内に乗り込んできたのが
60代くらいの夫婦。
旦那さんの方がだいぶ酔っ払っていて大声で話を始めた。
それに「はいはい」と笑顔で対応するかわいらしい奥さん。
「ここどこだ?」「俺は昼間っから飲んでたんだ!」等々。
正直「迷惑だなぁ・・・」と私は思った。
疲れているときにはちょっとこたえてしまうテンション。
止むことなく続くおじさんのわめきのような独り言。
奥さんはずっと笑顔。
そのうちそのおじさんが目の前にいた20代前半か半ばくらいの女の人に声をかけた。
「俺北千住まで行くんだよ。これ止まる?」
車内の誰もが「止まるよ」と心の中で吐いたんじゃないかと思う。
尋ねられたその人は、「はい、止まりますよ」
ととても感じよく答えた。
「そう、俺ね、今日ずっと飲んでてねもうダメなんだよ、こいつも」
「あぁ、そうなんですか」
ケラケラっとした笑い声混じりの相槌。
その感じのよさに喜んでそのおじさんはどんどん話し始めた。
「もうねぇ、こいつ、全然ダメなの。こんなニコニコしてるけど
うちじゃ全然」
隣で手すりにつかまりながらいつの間にか立ち寝をしていた奥さんが
目を開けてまた笑う。
「大体女ってそうなの。あんたのお母さんもそうじゃない?」
「うちは父の方がわりと大変ですかねぇ」
「俺は大丈夫だよ。こいつだよまったく」
言いたい放題のおじさんの隣でその奥さんは
「はいはい、すいませんね」
と暖かく笑い続けていた。
「もうね、ホント、ホントダメな奴でね、こいつは。俺なんか大変だよいっつも」
「そうなんですかぁ?」
「夫婦ってのはね、いろいろあんだけどさ・・・」
もはや呂律が回っているのかどうかも定かな話し口調ではなかったけれど、一瞬しゅんとした間があった。
「こいつ、いいやつなんだよね」
おじさん、いきなり告白。
「こんなんだけど、いい奴でさ」
見るからに感じの良いその奥さんを、
やっぱりそうなんだ、と私は一人心の中で確信した。
「俺が腹巻の中に300万持ってる時もさ、俺、今なんか10万もねぇけどさ・・・」
「300万〜見てみたい」
ちょっとした昔の栄光話をし始めて、でもほとんど何の話かは分からないんだけど、しかも話してる途中に「あれ、北千住?」ってやたらに間違ってたんだけど、それもその女の子とが「あと二つですよ」なんて教えつつ会話を続けさせてあげていたら、いつの間にかそのおじさん、心が浄化されたみたいに、もう大きい声では話していなかった。
「私の父も今、アルバイトですよ。仕事辞めちゃって、就職できないから」
彼女がまじめに話を聞いていたことが良く分かった。
この時点で私も良く聞いていたんだけど。
その後も彼女はそのおじさんのとりとめのない話を
うんうん頷きながら聞いていた。
それほど深刻にでもなく、
ちょっとした好奇心と、そして暖かさで。
北千住でその夫婦と、そしてその女の子も降りていった。
初めに乗り込んできた時は明らかに迷惑な乗客だったおじさんが、
降りるときにはとても愛らしい人に変わっていた。
あの女の子がいなかったら、
私にとってあのおじさんはただの迷惑な酔っ払いで終わったに違いない。
あの女の子の暖かい対応が、
それを変えたんだなぁと思う。
饒舌だったわけじゃない。
奉仕したわけじゃない。
ただたまたま電車の中で至近距離で立ったもの同士のちょっとした会話だった。
それに、私はとても優しいものを感じて、たまらなくなった。
時間は夜の11時を過ぎた常磐線快速電車の中、
疲れモードの車内に乗り込んできたのが
60代くらいの夫婦。
旦那さんの方がだいぶ酔っ払っていて大声で話を始めた。
それに「はいはい」と笑顔で対応するかわいらしい奥さん。
「ここどこだ?」「俺は昼間っから飲んでたんだ!」等々。
正直「迷惑だなぁ・・・」と私は思った。
疲れているときにはちょっとこたえてしまうテンション。
止むことなく続くおじさんのわめきのような独り言。
奥さんはずっと笑顔。
そのうちそのおじさんが目の前にいた20代前半か半ばくらいの女の人に声をかけた。
「俺北千住まで行くんだよ。これ止まる?」
車内の誰もが「止まるよ」と心の中で吐いたんじゃないかと思う。
尋ねられたその人は、「はい、止まりますよ」
ととても感じよく答えた。
「そう、俺ね、今日ずっと飲んでてねもうダメなんだよ、こいつも」
「あぁ、そうなんですか」
ケラケラっとした笑い声混じりの相槌。
その感じのよさに喜んでそのおじさんはどんどん話し始めた。
「もうねぇ、こいつ、全然ダメなの。こんなニコニコしてるけど
うちじゃ全然」
隣で手すりにつかまりながらいつの間にか立ち寝をしていた奥さんが
目を開けてまた笑う。
「大体女ってそうなの。あんたのお母さんもそうじゃない?」
「うちは父の方がわりと大変ですかねぇ」
「俺は大丈夫だよ。こいつだよまったく」
言いたい放題のおじさんの隣でその奥さんは
「はいはい、すいませんね」
と暖かく笑い続けていた。
「もうね、ホント、ホントダメな奴でね、こいつは。俺なんか大変だよいっつも」
「そうなんですかぁ?」
「夫婦ってのはね、いろいろあんだけどさ・・・」
もはや呂律が回っているのかどうかも定かな話し口調ではなかったけれど、一瞬しゅんとした間があった。
「こいつ、いいやつなんだよね」
おじさん、いきなり告白。
「こんなんだけど、いい奴でさ」
見るからに感じの良いその奥さんを、
やっぱりそうなんだ、と私は一人心の中で確信した。
「俺が腹巻の中に300万持ってる時もさ、俺、今なんか10万もねぇけどさ・・・」
「300万〜見てみたい」
ちょっとした昔の栄光話をし始めて、でもほとんど何の話かは分からないんだけど、しかも話してる途中に「あれ、北千住?」ってやたらに間違ってたんだけど、それもその女の子とが「あと二つですよ」なんて教えつつ会話を続けさせてあげていたら、いつの間にかそのおじさん、心が浄化されたみたいに、もう大きい声では話していなかった。
「私の父も今、アルバイトですよ。仕事辞めちゃって、就職できないから」
彼女がまじめに話を聞いていたことが良く分かった。
この時点で私も良く聞いていたんだけど。
その後も彼女はそのおじさんのとりとめのない話を
うんうん頷きながら聞いていた。
それほど深刻にでもなく、
ちょっとした好奇心と、そして暖かさで。
北千住でその夫婦と、そしてその女の子も降りていった。
初めに乗り込んできた時は明らかに迷惑な乗客だったおじさんが、
降りるときにはとても愛らしい人に変わっていた。
あの女の子がいなかったら、
私にとってあのおじさんはただの迷惑な酔っ払いで終わったに違いない。
あの女の子の暖かい対応が、
それを変えたんだなぁと思う。
饒舌だったわけじゃない。
奉仕したわけじゃない。
ただたまたま電車の中で至近距離で立ったもの同士のちょっとした会話だった。
それに、私はとても優しいものを感じて、たまらなくなった。
畜生の心
2004年10月5日私の心は鬼だ。
感情をコントロールできない鬼だ。
怒りだけが湧き上がってきた。
怒りが、私の成分。
理性で抑えながらも、破壊してしまいたい衝動は
どうしても消えなくて、
同時に優しさの欠片もない自分が、哀れだった。
私はこうして、人を失っていくのかと、
分かった。
感情をコントロールできない鬼だ。
怒りだけが湧き上がってきた。
怒りが、私の成分。
理性で抑えながらも、破壊してしまいたい衝動は
どうしても消えなくて、
同時に優しさの欠片もない自分が、哀れだった。
私はこうして、人を失っていくのかと、
分かった。
About a boy
2004年10月4日 映画
Hugh grant、職人だなぁ…と違う映画を観るたびに思う。
日本で言う所の…と、考えてみたけれども、
誰だろう?
主人公は、
親が一発当てたクリスマスソングの印税で生活する無職中年男と、
自殺願望を持つ母親を救おうとする、
学校では変人扱いをされている少年。
きわどい喜劇と悲劇、のような、その中間、のような。
そんな印象。
痛々しい笑いとか、気まずさの漂うシーンでは
Hugh Grantの演技がそれをリアルに訴えてきて、
居たたまれなくなってホラーでもないのに目を覆い隠したこと数回。
職歴経験がなくて好きなことだけをして生活していることから、「空っぽ」とか「深みのなさ」
なんかを際立たせていたと思うのだけど、
ふと、
仕事してても、色々考えてるようでも、
「空っぽ」って、あるなぁと思った。
ふと、
自分がそうなることを恐れた。
なんだこの自己卑下。
でも、ちょっと難しい片思いしてるときや、
仕事が上手くいってない時って、
そう思うこと、あるよね?
対人関係に苦労しちゃってると、
ろくな話もできなくて、
話しながら私何言ってんだーって悪循環にはまってしまって。
そんな「空っぽ」感をもちろん救ってくれるような映画ではないけれども、
淡々と、地に足着いてる感じの安定感と
シニカルなユーモアがとても好きでした。
日本で言う所の…と、考えてみたけれども、
誰だろう?
主人公は、
親が一発当てたクリスマスソングの印税で生活する無職中年男と、
自殺願望を持つ母親を救おうとする、
学校では変人扱いをされている少年。
きわどい喜劇と悲劇、のような、その中間、のような。
そんな印象。
痛々しい笑いとか、気まずさの漂うシーンでは
Hugh Grantの演技がそれをリアルに訴えてきて、
居たたまれなくなってホラーでもないのに目を覆い隠したこと数回。
職歴経験がなくて好きなことだけをして生活していることから、「空っぽ」とか「深みのなさ」
なんかを際立たせていたと思うのだけど、
ふと、
仕事してても、色々考えてるようでも、
「空っぽ」って、あるなぁと思った。
ふと、
自分がそうなることを恐れた。
なんだこの自己卑下。
でも、ちょっと難しい片思いしてるときや、
仕事が上手くいってない時って、
そう思うこと、あるよね?
対人関係に苦労しちゃってると、
ろくな話もできなくて、
話しながら私何言ってんだーって悪循環にはまってしまって。
そんな「空っぽ」感をもちろん救ってくれるような映画ではないけれども、
淡々と、地に足着いてる感じの安定感と
シニカルなユーモアがとても好きでした。
私が分かっていなかった
2004年9月30日テキストによる解説。
テキストによる定義。
テキストによるカタチ。
意味は良く分かってた。
逆らったんじゃない。
我流を通したんじゃない。
ただ、分かってなかった。その定義の意義を。解説の意義を。カタチの意義を。
100%分かってると思ってたのに、
分かってなかった。
彼らの今ある知識を使って一番理解させられる方法を。
より良い方法で教えたかっただけなのに。
彼らを混乱させた。
あるまじきこと。教える身として。
これは懺悔だ。
テキストによる定義。
テキストによるカタチ。
意味は良く分かってた。
逆らったんじゃない。
我流を通したんじゃない。
ただ、分かってなかった。その定義の意義を。解説の意義を。カタチの意義を。
100%分かってると思ってたのに、
分かってなかった。
彼らの今ある知識を使って一番理解させられる方法を。
より良い方法で教えたかっただけなのに。
彼らを混乱させた。
あるまじきこと。教える身として。
これは懺悔だ。
ex runner
2004年9月29日電車が揺れる度に、下へ下へと落ちてゆく感覚。
降りる頃には、地を這っているような気分だった。
駅を出たら、足が衝動的に走り出した。
自分がかつてランナーだったことを思い出した。
嬉しかった。
あの頃私を走らせていたひとつの衝動。
理屈じゃない。
苦しさも達成感も、そこにはあったから。
走ることさえしていれば、救われるような気がしていた。
でももう私はランナーじゃなかった。
もう、走れなかった。
あまりにも短い距離で上がってしまった息が戻るのを待ってる間に、
「負けてしまったなー」と思いながら
涙がこぼれた。
降りる頃には、地を這っているような気分だった。
駅を出たら、足が衝動的に走り出した。
自分がかつてランナーだったことを思い出した。
嬉しかった。
あの頃私を走らせていたひとつの衝動。
理屈じゃない。
苦しさも達成感も、そこにはあったから。
走ることさえしていれば、救われるような気がしていた。
でももう私はランナーじゃなかった。
もう、走れなかった。
あまりにも短い距離で上がってしまった息が戻るのを待ってる間に、
「負けてしまったなー」と思いながら
涙がこぼれた。